2012年8月31日金曜日

組織不祥事

不祥事を未然に防ぐことは経営上の重要課題です。
(ってわざわざ言わなくてもみなさん、ご存じだとは思いますが・・・)

しかし、近年では過去とは比較にならないぐらいに重要になりました。
企業側が受けるダメージが大きくなったためです。

最近の不祥事は組織不祥事と呼ばれる、組織内の問題が複雑に絡み合って内部の機能がうまく働かないためにリスク管理に不備ができる問題が多いのが特徴です。

そこで当社ではその組織不祥事がいったいなんなのか解明するためにセミナーを企画しました。
警察大学校警察政策研究センター教授 元:内閣安全保障室、首席監察官等である樋口晴彦先生による
わかりやすい解説で、広範な実態調査に基づいて、地域・業界・企業規模別などの傾向を明らかにし、さらに、著名な事例を題材として組織不祥事の原因を具体的に分析し、アウトソーシング、成果主義、組織文化、効率性追求・コスト削減の4件について、組織不祥事を誘発・助長するメカニズムを明らかにします。

みなさん、ぜひこのセミナーに出て、不祥事を予防しましょう

なお、受講者の方に樋口晴彦先生の著作「組織不祥事研究」 (白桃書房 4,200円(税込)をプレゼント!

9月11日 13:00~16:00
                  組織不祥事の解剖学
                   ~豊富な実例に基づく類型別原因分析~
                        講師:樋口晴彦先生
                                         http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241741om.html

日常業務に必要な法律知識

特に総務、経理、営業の方、基礎的な法律知識はお持ちですか?

会社で日常業務をこなす際に、関連法律の知識を知らなかったことはありませんか?

当社では日常的な業務をこなす際に絡んでくる法律知識を企業法務に幅広く携わり、
実務経験法務な矢野総合法律事務所の矢野千秋先生にお願いして、
最低限知っておかなければならない知識を半日でものにできるようなセミナーを企画しました。

みなさん、ぜひお参加下さい。
なお、受講された方には矢野千秋先生の著作『これだけは知っておきたい 会社で役立つ日常業務の法律知識』(清文社、税込 2,310円)をプレゼントいたします!

1.契約成立の要件とは
1)契約自由の原則とアグリーメントとは何か
2)契約書を作るメリット
3)要物契約と要式行為とは
4)申込の誘引とは

2.契約の相手方について
1)契約の当事者とは
2)個人との契約はどうする
3)会社との契約はどうする
4)担当者との契約はどうする

3.契約書の内容について
1)契約書、念書、覚書、確認書など
2)表題、前文の補充的効力とは
3)契約書に書くべき内容
4)契約書に書くべきでない内容

4.印紙に関する法律知識
1)印紙税の課税文書とその金額
2)印紙を貼らなかった場合の過怠税
3)印紙税は誰が負担するか
4)消印の仕方
5)具体的事例

5.文書作成、取り扱いに関する法律知識
1)文書の原本、謄本、抄本など
2)請求書、領収書、注文書、報告書など
3)文書の紛失や破損

6.印章に関する法律知識
1)署名と記名の違い
2)なぜ記名には捺印が必要なのか
3)実印と認印の違いは何か
4)印影の種類
5)栂印や書き判は有効か

7.手形、小切手の法律知識
1)手形を振り出すとき受け取るときの注意点
2)小切手を振り出すとき受け取るときの注意点
3)手形・小切手を取り立てるときの注意点

8.各種代金回収に関する法律知識
1)相手方の危ない兆候
2)相手からの支払の延期対策
3)公正証書の利用
4)担保と保証
5)有利な回収方法

9.時効に関する法律知識
1)消滅時効とは
2)時効の中断事由
3)請求の特殊性
4)時効にかかった債権の取立

10.インターネット上の契約
1)署名や捺印はどうなるのか
2)契約をめぐるいくつかの問題点
3)Eメールは書面か
4)書面の交付に関する改正法
5)電子承諾通知に関する改正法

9月6日 09:00~17:00
                   日常業務に必要な法律の基礎知識
         ~契約、印紙税から手形・小切手まで、総務・経理・営業等幅広い部門で
                                    役立ち、若手社員研修にも格好~
                                    講師:矢野千秋
            http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241711om.html

                  

2012年8月30日木曜日

反社会的勢力

反社会的勢力・・・つまり暴力団のことですね
(一応正式な定義は「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」となってます。)

前に当社で開かれた反社会的勢力関連のセミナーに出席したことがあります・・・

最近、東京都暴力団排除条例が施行されましたね。
東京都と沖縄県がそろってこの条例を施行したことによってやっと全国47都道府県の足並みがそろいました
(東京都が最後なんてちょっとびっくりなのは私だけでしょうか??)

ちなみに、一番最初に本格的な暴力団排除条例を出したのは福岡県
そしてなんと福岡県には全国に22ある指定暴力団のうち5つも本拠地がある県なんです!
・・・・そういえばセミナー中に講師の川東先生が

「関東の暴力団はこっちから何もしなければ基本的に危害を加えられないが
 九州、特に福岡の暴力団はそうは行かない。一般市民をも標的にしたり、巻き込んだりすることを厭わないか ら気をつけたほうがいい。」

といってたのはこのことからくるのでしょうか・・・・

ちなみに近年福岡では
暴力団関係者によるゴルフ場使用を断ったゴルフ場支配人を日本刀で襲撃し重傷を負わせたり、
暴力団排除を積極的に推進していたナイトクラブに対して手榴弾攻撃とした事件があったとのことです
・・・・手榴弾で攻撃・・・・なんか日本で起きているとは信じがたいことですね・・・・
(関東に住んでいてよかったです!)

セミナーでは主に東京での事例を取り上げていました。

会社が暴力団絡みのことに巻き込まれたときどう対処すればいいか
さらにぐらい的に恫喝や脅しを受けた場合はどういう対応をすればいいか
個人情報をどう取得すれば違法ではないのか
(警察に届けれる際に相手の個人情報が必要なので・・・)
インターネットで暴力団と繋がりがあると書きこまれてしまった場合にはどうすればいいか

これらの答えをセミナー中に教えていただきました!
実生活で使うことがないことを願うばかりですが・・・・・

大変ためになるセミナーでした、川東先生、ありがとうございます!


2012年8月29日水曜日

医療法人の事業再生とM&A

ひとえにM&Aといっても
医療法人の場合ではその他のM&Aとは性格が異なってきます。

それは医療法人が公益性を大事にするためです。

では、その際何に注意すればいいのでしょうか?

9月5日に開かれるセミナーでは
監督官庁による規制の動向及び直近の事例も取り上げながら、説明していきたいと思います。

【セミナー情報】
9月5日 14:00~17:00
講師:妹尾かを里先生

第1 総論
医療法人の特殊性と留意点


第2 各論
(1)医療法人の事業再生
1.手続の選択
2.再生計画作成のポイント
3.保証人その他関係者調整
4.経営改善プロセス

(2)医療法人のM&A
1.デューデリジェンスのポイントと事後処理
2.事業再編(M&A)手法の選択の視点
3.具体的手続と留意点
4.ガバナンス構築

http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241705om.html

退職者と秘密保持

企業の秘密漏えいって経営者にとってはかなり怖い問題の一つですよね。

この企業秘密の漏えい・・・・実は在職時ではなく、退職・退任した後の方がおこりやすいってご存知でしたか?

しかし、役員・社員の秘密保持義務は原則的には退職・退任するとともに消えてしましますよね?

ではどうすればいいのでしょうか・・・・
退職・退任した後も企業秘密を外に漏らさないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?

答えは・・・・

在職在任中の秘密保持契約による手当


です。但し、秘密保持契約はただ結べばよいというものありません。
退職・退任後の秘密保持義務は義務を負担する者の職業選択の自由を大きく制限する可能性があるため、法的な限界が存在するのです。


では、何に注意し、どのような秘密保持契約を結べば効果的なのでしょうか?

当社ではそのような疑問にこたえるようなセミナーを企画しました。

不正競争防止法、行政のガイドライン、裁判例を手掛かりにしながら、実務のチェックポイント
さらに秘密保持を徹底するために退職退任後の競業禁止はどこまで許されるのかも確認します。

秘密保護のための法的なシステムを概観できるセミナーになるので、ぜひご参加ください。

9月5日 13:00~16:00
                 退職者と秘密情報保護・競業禁止条項
                ~契約の法的限界と実務チェックポイントを探る~
                                         講師:松村幸生先生
                   http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241701om.html

2012年8月28日火曜日

富士山

みなさん、今年の夏は何かに挑戦されましたか?

私は夏休み最後の先週木曜日~金曜日にかけて友人と富士山に登ってきました。
天気に恵まれたおかげで、金曜日は御来光を拝めました!
木曜日の日没後から登り始め、夜の間中歩き続けました・・・・
今改めて考えると・・・・なんかすごいですね・・・
でも途中ほぼすべての休憩所で休みましたけど^^;
そのおかげか高山病にかかることもなく、のぼれました!

さらに!!!
3000m級の山だと雲よりも上にいることになるので、
夜、落雷が自分の足元で起こっているのも見れました!

朝の4時前には山頂にたどり着き、日が昇るほんの少し前の様子を楽しめました
(個人的にはこっちの写真のほうがお気に入りなのですが・・・・)

いずれにしても日本一高いところで朝日がだんだんと昇っていくのを見ると
心が洗われてとてもすがすがしい気分になります!



ただ、驚きだったのが、登山者の中におじいちゃんやおばあちゃん、さらには小学校低中学年ぐらいの子供もかなり混じっていたことです!
きっと忘れられない思い出になったことでしょう!

そして忘れられない思い出といえば・・・・・
下りの大変さ・・・・・
なんとこの急ともゆるいともいえない傾斜がずーっつ続きます。
ずーっとずーっと続きます。
こうやって写真見るとかなり壮大な景色で眺めも良いですが
これが4時間も5時間も続くと、あきますよね・・・・・

しかし、何はともあれ、この夏の富士山登山は忘れなれないいい思い出となりました。

富士山の豆知識ですが、実は登山口は何個もあります。
私が今回登ったのは河口湖側の吉田ルートと呼ばれるもので
あとで調べてわかったのがなんと・・・・総距離が他のルートの約1.5倍・・・・・
このようにルートごとにかなり違ってくるので要注意です!
また、登山中のトイレはすべて有料で登れば登るほど高くなります。
(5合目で50円だったのが山頂では300円でした・・・)
300mlのビールが一冠600円、バナナ一本が200円でした。
また山頂ではおしるこやラーメン、甘酒も楽しめます!
山頂はかなり寒いので、そういった暖かいものがかなり、美味しく感じられます!
さらに、富士山には登山期間というものがあります。
(上級者はプロの方は期間外でも登れますが・・・・・雪が積もっているので初心者には無理です!)

最後に、有名な話ですが、富士山は活火山です。
最後の噴火は1707年で、このときなんと遠く離れた江戸でも数センチの火山灰が積もったそうです!
噴火しないことを祈るばかりです・・・・

まだ登ったことがない方はぜひ一度経験してみてください!
(富士山が噴火する前にどうぞ!!)



2012年8月27日月曜日

クロスボーダーM&Aの留意点

皆さんの中には、円高で海外旅行が安くなるからこの今年海外に遊びに行った方や
輸入食品で前まで割高だった輸入食材を円高還元で大量に買った方はいらっしゃいますか??

この円高の問題は私たちに日常生活にとどまらず、企業にも大きな影響を及ぼしています。

円高を背景に、国内市場の将来への不安等から、日本企業による海外進出、特にM&A活動が急速に増えています。
その対象となる国は新興国だけでなく欧米諸国も含まれています。

しかし、海外M&Aは順調にいかないことが多々あります。
世界各国の競争当局(公正取引委員会等)による企業結合審査が案件に大きな影響を及ぼすようになっており、
さらに米国やEUでは、ガン・ジャンピングと呼ばれるM&A取引実行前における当事者間での情報交換や準備行為を厳しく規制しています。

では日本企業はどうすればよいのでしょうか?


早期の段階でターゲット先企業内容を把握したし
相手国の企業結合規則の内容及びリスクを確認し、迅速な判断を行うこと

が必要になってきます。

では具体的にアメリカやEU、中国、ブラジル、ロシア、東アジアの国々の企業結合規則とはなんでしょうか?

当社では企業結合規則の基礎からそれらの国での実情を学べるセミナーを用意しました。
詳細はURLをご覧ください!

9月5日 13:30~16:30
  クロスボーダーM&A取引時に留意すべき主要国の企業結合規制
                              ~米国・EU・中国や新興国における実務対応や留意点等~
                 講師:清水真紀子先生
                                http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241703om.html

メキシコ

みなさん、メキシコって聞いてどんなことを浮かべますか?

Mexico Flag / Bandera de Mexico / Esparta

The Sombrero / Arkangel
 トルティーヤでしょうか? あの特徴的な大きな帽子でしょうか?(ソンブレロって名前らしいですよ!)

 それともマチュピチュ遺跡でしょうか?・・・・・マチュピチュ遺跡はペルーです!
はたまたチーズをふんだんに使った辛い料理でしょうか?

私はあの大きな帽子を被って陽気に笑いながらメキシコ人がタコスを食べているイメージが浮かびます。

さて、そのメキシコの法体系はご存じですか?

なぜ急にメキシコの法体系のことに話が飛ぶかというと
近年では南米進出の足掛かりとしてメキシコを拠点にしようとする日本企業が増えてきているからです。

メキシコは南米アメリカ大陸の中間に位置し、豊富な天然資源と大量の低賃金の労働力を有しています。
さらにメキシコの中間層の人口はすでに一億人に達し、これからも増え続ける見込みなので
巨大市場としてもも魅力に溢れています。

しかし、そのメキシコの法体系がどうなているか正確に知っている人はそう多くはないのではないでしょうか?
それもそうのはず、日本国内ではメキシコ法に関する情報量が圧倒的に少ないのです。
Mexico City Centro / rutlo

そこで、当社ではラテンアメリカ進出を考えているみなさん、
とくにメキシコに興味を寄せているみなさんのためにセミナーを用意しました。

メキシコの法体系から
外資の規制、会社形態や合併・M&A、労働法、独占禁止法、
知的財産権、消費者保護法制、不動産法制、倒産法制等に至るまで

必要な知識を短時間で差し上げます!

ぜひ、お越しください。

9月13日(木曜日) 13:00~16:00
                メキシコ進出企業が知っておくべき基礎法務知識・留意点
              講師:角田太郎先生
                              http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241763om.html

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