2012年9月27日木曜日

米国クラスアクション

クラスアクション・・・・学級単位で集団行動することではありませんよ!

集団訴訟のことです!
多数当事者訴訟の一つとされ、アメリカではある行為や事件で多数の被害者を出した場合、その一部が全体を代表して訴訟を起こすことが認められているのです!

なんと円換算で一兆円規模の損害賠償もあるのです!
ちなみに・・・一兆円=10000億円=1000000000000円!!
和解の場合でも数千億円規模はめずらしくないそうです・・・・
(さすが、訴訟大国アメリカ!)

みなさん、ここで言っている集団の規模ってどれくらいだと思います??
なんとこれが多い時には千人、万人規模にもなるというのです!
そしてこのクラスアクションで実際に日本企業が1100億円の和解金を支払ったケースも実際にあります。


実はこの制度、原告にとっては集団で訴訟を起こしながらも各自の請求を行えるため、効率的に個人の権利を守るとして「独創的な仕組み」として賞賛される一方で、企業にとっては法的な責任がない場合にも巨額な和解金の支払いを命じられる「脅迫手段」にもなるとしてアメリカ国内でも賛否両論なのです。

賛否両論であっても、アメリカに進出している日本企業にとっては大きなリスクになります。
(民事訴訟のなかでも特にクラスアクションはリスクが大きいのです!)



そこで当社では、日本企業がアメリカでクラスアクションの被告とされたことを想定し、その対処法と実務上の留意点を解説するセミナーを用意しました!
クラスアクションを回避するためのポイントや最近の関連の法律、判例も説明しますので、
ぜひご参加ください!

10月11日 13:30~16:30 講師:清原博先生
巨額請求の脅迫か!?
“米国クラスアクションの最新実務”

~日本企業のための対処法と実務上の留意点を中心に~
                     http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/241943om.html



1.クラスアクションの意義とインパクト
 
2.クラスアクションの各手続段階における実務上の留意点
(1)訴訟提起前 
(2)訴訟提起後からクラスアクション承認まで
(3)クラスアクション承認後
 
3.クラスアクションとしての承認
(1)承認の要件
(2)近時の判例の動向

4.クラスアクションの和解

(1)和解における実務上の留意点
(2)クラスアクション公正法とその影響

5.仲裁条項によるクラスアクションの回避と近時の判例
 
6.質疑応答

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