2012年11月9日金曜日

ベトナム

ベトナムと言えば?

首都はハノイ、でもホーチミンのほうが有名
食べ物だったらフォー!

ベトナムビジネスに興味のない方でもこれぐらいは知っている方多いと思います。
(特に最近の東南アジア料理の台頭でフォーはかなり有名になりましたね。)

当社のセミナーもこれからの高成長を期待されている証からかベトナム関連のものも多くなってきました。

実はベトナムの外国投資のなんと6割が日本のものなんです!
日系企業の対ベトナム投資は2011に過去最高を記録 第3次投資ブームと呼ばれていました。

そこで今日はその注目度合いが高いベトナムの紹介をしたいと思います。

日本から約3600km、成田からは6時間、時差は-2時間。
南北間が1200kmと札幌ー博多間と同じ距離を持ち、南北に長いベトナム。

ホーチミンにある中央郵便局、
とても立派ですね!
そのため南部は熱帯 北部は亜熱帯と気候帯も異なります。
(同じように南北に長い日本でも気候帯が変わりますよね! 
まあ北海道と沖縄の気候帯が同じであるわけもないんですが・・・・)

面積33万km2、人口8800万人、その9割がキン族で残り1割が53にも及ぶ少数民族です。
宗教では大乗仏教、カトリックがメイン。
行政は58省と5直轄市に分けられ、共産党が政権を担っています。
識字率90%以上と基礎教育は普及していると言えます。

経済成長は2005-2010年の平均は8%台であり、
一人当たりGDPの全国平均は1000ドルを超えました。商業都市であるホーチミンでは3000ドル突破とも言われています。
2012には貿易赤字から貿易黒字に転向。


しかし不良債権処理では不動産投資の後遺症ありとも言われ、経済は外国投資と輸出による牽引で外国、外資頼み、国内企業の稼ぎ頭は、労働集約的な業種が中心という課題点もあります。

政治経済が腐敗しているイメージを持っている方もいるかもしれませんが、
実は今年8月から経済有力者の逮捕が始まり、現在も銀行関係者の逮捕は続き、銀行システムの健全化が期待されているのです!

100%独資が可能で現地法人はほとんど独資という現状があります。
(しかし法的代表者の責務としてベトナムに常駐していることが必要で30日以上連続してベトナムを離れてはいけないという法律があります。)

また宗教、文化、歴史、道徳などの背景で日本と重なる部分がおおく、ベトナムは日本の明治維新、第二次世界大戦以降の経済的な成功を評価、ネガティブな評価がほとんどない、むしろリスペクトしてくれています!

楽観的気質のベトナム人は交通手段はバイクが好まれ、街中はバイクで溢れています。





社会的インフラの未整備、インフレに伴う賃金増加、法令・制度における不確実性ミドルマネージメント層が薄く、社会的経験が浅いといった面が問題視されることもありますが、

それはどこの途上発展国でも言えることであり、ベトナムに限った話ではありません。

日本企業の進出タイプとしては製造業、輸出型生産加工タイプ、人件費圧縮目的であり、すでに
北部:キャノン、ブラザー、パナソニック
南部:日本電産G、縫製・靴、加工食品

と、進出が進んでいます。
これからも日系企業の投資先として注目されていくであろう、ベトナム。
ぜひ、ニュースで取り上げられていたら気にとめてみて下さい!

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