2012年8月23日木曜日

ヘッジファンドのオペレーショナルリスク管理

破綻の半分はオペレーション上から来ています。



これは、海外での話ですが、
日本でもアメリカのマドフ事件(2008年)、国内で起きたAIJ事件以降
オペレーション上のデューデリジェンスの重要性が急上昇しています。

アメリカでおこったマドフ事件は日本ではあまり大きくは報道されなかったので、ご存じない或いは
もう忘れてしまった方も多いかと思いますが、
AIJ事件はまだ記憶に新しいのではないでしょうか?

投資顧問業をしていたAIJは2008年のリーマンショック以降も運用益プラスをうたって多くの年金基金から投資業務を依頼されていました。しかしその運用報告が虚偽であることがわかり、主に企業年金基金から集めていたお金の大半を失っていることも発覚しました。その損失分を企業や年金受給者が負担することになるために世間を大きく騒がせましたね!
詳細はこちらをどうぞ⇒http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_eco_toushi20120619j-02-w340aij

アメリカで2008年におこったマドフ事件についても少し説明しますね。
この事件はニューヨークのユダヤ系富裕層の多くの財産を飛ばした巨額金融詐欺事件です。
なんとこの事件バーナード・マドフという人物が約25年もの間、一人で多くの投資家をだましてきた事件なのです。
被害総額はなんと650億ドル(6兆円!!!)・・・・これについては様々な説があります・・・・・
しかもこのマドフという人物、ナスダックの創設メンバーの一人で、ナスダックの会長も務めていたこともあって、それがさらに彼の信用度を増す要因にもなりました。
彼の詐欺はいわゆるねずみ講で、事件が発覚した時の被害のメンバーには
スティーブン・スピルバーグ監督、フレッド・ウィルボン(ニューヨーク・メッツのオーナー)、BNPバリバ、HSBC、エズラ・マーキン(ゼネラルモーターズ金融サービス部門会長)などがおり、
日本からも
野村証券、三井住友生命、日本興亜損保などが被害にあいました。
(この事件に関する書籍は多く出されているので、バーナード・マドフで調べてみて下さい)

この二つの事件以降、オペレーション上のデューデリジェンスの重要性が注目を集めたのです。

当社ではヘッジファンドの構造各種プロバイダーの役割などの基礎知識と
最近の裁判の判決例からデューデリジェンスのこれからやファンド破綻に対する対策等を考えるセミナーを企画しました。
ぜひご参加ください。

8月29日(水曜日)13:00~16:00
                 ヘッジファンドのオペレーショナルリスク管理
                ~過去の大型破綻事例から学ぶ教訓-バイユ、マドフ、そしてAIJ~
講師:高橋誠先生

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