2017年10月19日木曜日

「ダイバーシティー推進・リスクマネジメントとしてのLGBT対応法務」に参加して


ダイバーシティー推進リスクマネジメントとしてのLGBT対応法務
~性的指向性自認に関する企業責任、従業員対応、顧客対応~

1012日(木)14:0017:00 ¥34,400
講師 蔵元左近氏
オリック東京法律事務所外国法共同事業 弁護士米国ニューヨーク州弁護士http://www.kinyu.co.jp/cgi/seminar/291937m.html
 


渋谷区や世田谷区で導入されたパートナーシップ制度や様々なキャンペーン等、LGBTに関するニュースをよく見かけるようになりました。

ビジネスシーンにおいても、新しいニーズ対応の1つとしてLGBTへの対応が重要です。多様性を活かすこと、受け入れることはビジネスチャンスやブランドイメージの向上に繋がります。また海外進出の際に採るべき措置としても、LGBT対応はもはや欠かせないものです。
しかし、LGBTの権利を守る法律や、企業へのサポート、情報発信はまだまだ少ないのが現状です。
本セミナーでは、日本企業のステークホルダー対応やリスクマネジメントを取り扱う蔵元左近氏が、企業はどのように対応を行っていくべきかを解説してくださいました。
LGBTへの対応を考える際には、企業側はきちんと採るべき対応をしていたという証拠、すなわち交渉の過程を残すことがリスクマネジメントからすると重要だという視点から、厚生労働省のセクハラ指針をどのように就業規則に取り入れるか、判例があるようなケース(トイレや更衣室の分け方等)ではどのような個別の対応が考えられるかの提案があり、非常にイメージもしやすく、興味深い内容でした。特に個別の対応については、受講者の方も関心が高く質問が相次ぎました。

企業としてどのように対応を行っていくべきか、対応したという証拠を残すという視点を学ぶことができ、大変参考になりました。
インターン法学部3年

 
 

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