2013年3月29日金曜日

移転価格税制

ビジネスがグローバル化するにつれ、
日本企業が海外に子会社や関連会社を持つ事は格段に増えてきました。

それに伴って増えているのが税の問題。

移転価格税制。

以前のブログでも紹介しましたが、これは海外にある子会社や関連会社との取引額を不当に低く設定して、日本に納める税の額を小さくしようとするのを防ぐための制度。
これが適用されれば追徴課税が課されます。

最近この追徴課税を課された企業が税を納付した後に、それが二重課税にあたるとして、国に不服を申し立て、結果、税の一部もしくは全額が還付されるケースが相次いでいます。
武田薬品:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL250NJ_V20C13A3000000/
アシックス:http://www.sankeibiz.jp/business/news/130301/bsc1303012059003-n1.htm
デンソー:http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130327/biz13032714220028-n1.htm

焦点となるのは、取引額を日本にある企業が決める権限があるのか。
日本企業が主導して決められるのか、双方の対等な話し合いによって決まるのかによってそれが不当な価格であったかどうかが判断されます。

国に移転価格制度を適用されたとしても、企業は二重課税であり不服としてそれを再審査にかけてもらえる権利ももっています。
さきほど紹介した3本の記事ではどれも、再審査の末、企業側の主張が一部または完全に認められ、納付した税が利子とともに帰ってきたパターンですね。
(そうですよ、国が間違って企業の正当な利益を徴収してしまった場合には利子付きで納税分を返還しなくてはならないのです。)

グローバル化で海外進出する企業が増えれば触れるほど、懸念されるこの制度。
みなさんは大丈夫ですか?

当社では中国に特化した移転価格制度のセミナーを開催します。

経済的にも政治的にも懸念事項が多くある中国で、楽観的な予測も悲観的な予測も多い中国ですが、
その経済規模や消費者市場の大きさ、さらには日本の隣国という地理的な面を考えれば
ビジネスとして避けては通れない国になります。
子会社や関連会社を持っている若しくはこれから持つ予定という方も多いのでは
ないでしょうか?

グループ企業の利益を最大限に保つためにも移転価格制度はなくてはならない知識なので
みなさん、ぜひご参加ください。

4月12日(金)午後1時30分~午後4時30分
~移転価格文書、相互協議及び事前確認(APA)の活用~中国子会社への移転価格課税対策
講師 高木慎一先生
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250683om.html




2013年3月28日木曜日

BRICS銀行

BRICSといえばみなさんご存じ、途上発展国と言われる国の中でもリーダー格と言われている国の集合体ですね。

構成国はブラジル、ロシア、インド、中国と言われて、スペル最後のsは複数形のsだとずっと認識されてきましたが、
近年ではアフリカ大陸で成長著しい南アフリカのSと言われるようになってきました。
(それに伴って小文字だったsが大文字Sになりましたね)

サッカーW杯で一躍全世界的に有名になった南アフリカは、アフリカ大陸随一の経済大国であり、
人種差別のアパルトヘイトを克服したことでも有名ですね。
日本との貿易関係も深く、サハラ砂漠以南の地域との貿易の5割が南アフリカとの取引であり、直接投資も7割が南アフリカ向けです。鉱石などの資源が豊富なことでも知られ、金やプラチナの埋蔵量は世界一です。
経済的な結びつきだけでなく、平和維持活動に関する講義で日本の自衛隊員が派遣されたりと、
様々な場面で日・南アの協力がなされています。

そんな南アフリカを含めた新・BRICSの首脳会議が26日より南アフリカのダーバンで開かれていました。
リーマンショック以降、欧米に変わって世界を牽引すると期待されてきたBRICS諸国ですが、実際はそれぞれが抱える国内問題もあり、期待されてきたほどの効果は発揮できずにいました。
しかし、すでに欧米の大国だけで動く元気が残っている国はなくこれからはそれら先進国とBRICSをはじめとする優良途上発展国が協力して世界経済を支えていくことが確実視されています。
国連貿易開発会議がまとめた報告書によると、2012年のBRICSによる海外直接投資の割合は全体の9%になり、10年前の比べると9倍も伸びているそうです。(そのうち中国が54%、ロシアが40%を占めるそうです。)

そして今回の首脳会議で画期的な案が前進しました。
それが今日のタイトルにもなっているBRICS銀行。

これはBRICS主導の開発銀行で、途上発展国のインフラ整備支援や外貨準備の共同構築を目的としてつくられ、

世界銀行やIMFの補佐的な役割も担えるのでは?と期待されているもので、
今回の合意で正式交渉に入ったと報じられました。
(この案自体は1年前の首脳会談ですでに出されたものなのですが・・・)

BRICS内部では
中国のアフリカ支援が欧米列強による植民地時代の1次産品を安く買って、工業製品を売りつけることに酷使していると非難をされたり、
インドが中国包囲網に参加しているのでは?と懸念されたり
一方で中国とブラジルが通貨交換協定を結び、年間で最大300億ドルの自国通過融通を合意するなど 
それぞれが途上発展国で自国の利益を確保しなければならないという状況下で
いろんな思惑が錯誤しています。
http://mainichi.jp/select/news/20130327dde007030003000c.html
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPJT831593020130326

しかし、今回の主要途上国主導の開発銀行が成功すれば、
途上発展国が途上発展国を支援する、金融危機に陥った際に途上国同士が助け合う、画期的なシステムが出来上がることになります。

目が離せないニュースの一つになりそうですね!



2013年3月27日水曜日

医療機関をめぐるビジネスチャンス

久しぶりに当社が主催しているセミナーに出席してきました!

いやあ、何度出席しても最初の方は緊張しますね・・・
喋りが上手い講師の先生が多いので次第に緊張が解けてセミナーも楽しくなってくるのですが。

今回は医療機関の事業再生や経営のコンサルティングをやっている先生のセミナーでした。

本題の医療機関ビジネスに入る前に現在の日本の医療現場の現状をデータで教えてもらったのですが、ここではちょっとだけ私が衝撃を受けたデータを紹介しましょう。

日本が病床を増やすこと、ベッドのある病院を増やすことを政策的に頑張ってきたので(一方で医師の数は不足しているのですが・・・)、
日本では入院者数を伸ばして病床を埋める傾向にある。

という事実です。聞いたときはびっくりしました。
しかし、これを裏付けるようにOECDや厚生労働省が発表したデータを比較すると日本の人口当たりの入院患者数はOECD平均の2倍上となっておりとなっています。(人口1000人で平均5.5人対し、日本は11.4人)
加えて人口1000人当たりの医師数は平均よりも3割少ないため、
医師一人が担当する入院患者数がOECD平均の2倍強となってしまい、医療の現場の過酷さがちょっと想像できてしまいました。。。
入院に関してもう一つ面白いデータ。
なんと日本は入院患者の割合が多いだけでなく、その期間も長いのです!
なんと平均の2.7倍!
(何事にも慎重と評される国民性が影響しているのでしょうか?)

そしてセミナーは本題へ。

医療機関のコンサルティングに従事している講師の小松大介先生が経営改善を図るときの治療方法は3つ。
外科的手法、内科的手法、漢方的手法 と先生は表現していました。

具体的に、
外科的手法とは「切った、貼った」 つまり、リストラや思い切った大改革など
内科的手法とは「じっくり治す」 つまり、売上改善、コスト削減や各種改善など
漢方的手法とは「体質改善」 つまり、組織作り、モラルアップや教育など

この3つの手法をどの医療機関の時にも原則としてすべて当てはめてやっていくそうです。
セミナーでも様々な実際の案件の紹介がありました。

全ての事例に置いて、再生させた医療機関に共通していることが一つあっと思います。
それはその医療施設にしかない強みを伸ばしたこと。
近隣にある医療施設と差別化を図り、その医療機関の存在価値を強めたことにあったと思います。

これは、医療機関だけでなく、他にもいろんなとこで使えそうな理論ですよね。

セミナー中にはこれからの高齢社会で、ますます増えるであろう老人ホームについての話もありました。
先生は老人ホームの経営立て直しの経験もあり、
体の不自由が奪われ、全体的に暗かった雰囲気を
効果的なリハビリを通して体の自由がだんだん戻ってこれるということを示し希望を入居者に持たせ、明るい雰囲気作りに成功し、経営も格段によくなったんだそうです。

先生のテンポのよい話術と豊富な事例で、いい勉強ができたセミナーでした。
小松大介先生、ありがとうございました。

2013年3月26日火曜日

ホンダF1復帰

みなさん、こんにちわ。

先週初めにホンダがF1復帰検討の最終段階に入っているというニュースがありました。
創業者の本田氏がレーシングチームとしてのホンダを非常に重要視してきたことから、これまでの業績との兼ね合いでF1参戦と撤退を繰り返してきたホンダ。
今度の参入はレーシングチームとしてではなく、エンジン提供での復帰を2015年をメドに最終調整に入っているとのことです。
90年代に黄金時代を築いたホンダ・マクラーレンタッグの復活を望む声も数多く聞こえますね。

さて、ホンダのこのニュースはビックニュースとして多くの報道機関で扱われてきたので、
ご存じのみなさんも多かったかと思いますが、普段の生活で「そのニュース知っておきたかった!」
って思うことってありませんか?

そこで、このブログでは新しいコンテンツとして先週起こった出来事の中で
・みなさんの生活に直結するためになるニュース
・ビジネス、特に海外進出などの分野のお仕事の方が見逃せないニュース
をまとめてお送りすることになりました!
ぜひ、お楽しみください!

それでは先週3月18日~3月22日分をどうぞ!

3大キャリアが東京メトロ全線で携帯のデータ通信が可能に
 3月21日正午~これまで一部で試験的に実施されてきた地下鉄でのデータ通信が全線に拡大されるそうです。

世界最大の集光型太陽熱発電がアブダビに完成
 アブダビはアラビア半島のペルシャ湾岸にあるアラブ首長国連邦を構成する国でしたね

アメリカ主要500社のうち101社が第一四半期利益が悪化見通し
 一方見通しを上回る予測なのは23社・・・依然として不景気から抜け出せませんね・・・

シャープへのQualcomm 第2次出資が延期に
 協議は継続して行うとのことです。かつては日本を代表する企業のシャープ早く復活してほしいですね。

キプロスショックでユーロ混乱
 キプロスの情勢次第でユーロが下落したり、買い戻しがおきたり、期待で反発したり、ユーロ変動の激しい一週間でした。以前のブログ記事でもお伝えした通り、銀行の全預金者への課税を条件にしたEUの支援策は議会で否決されてしましました。結果として高額預金者だけを対象にした課税で合意が得られましたが、これからの動向も目が離せませんね。

中小企業の支援を目的とした「KDDI オフィス」が全国展開へ

日本ミャンマー投資協定へ交渉会合開く
 日系企業がよりよい環境で進出できるための協定です。今回で2回目になります。

内閣支持率70%越え
 アベノミクスへの期待や評価が大きな原因のようです。

JR東日本のスイカ、全国利用へ
 スイカの他にも関西のイコカなど全国10のカードが相互利用できるようになります。

キリンHD 発行済株式5.2%を上限に自社株取得へ

中国、日本に次ぐアジア2位の債券市場へ

インド国産の電気自動車「e2o」来年度に国外市場へ
 値段は約100万円。 最高時速80キロで5時間のフル充電で100キロほど走れるそうです。
 環境に優しいとされながらもその高価格がネックだった電気自動車、これで一気にふきゅうできるのでしょうか?

裕福なイスラム教徒の旅行者は一大ビジネス
 そのターゲット層は中国の2倍以上もあり、アメリカよりも多いとされています。
すでに先進観光国ではイスラム教徒に合わせた食事や宗教的なニーズにこたえる要求もととのえています。

中国太陽電池最大手 サンテックパワーが破産
 欧米との貿易摩擦や反ダンピング・反補助金課税が重荷となったようです。

EVをを災害時の給水用電源に
 住友不動産で初めて導入されるそうです。

ミャンマー中部で仏教徒とイスラム教徒が衝突で非常事態宣言発令へ

日中韓FTAが今月末に始動
 領土問題等で政治的な対立が続きますが、経済では協力していきたいですね


2013年3月25日月曜日

新入社員向け!

さあ、3月も終わりに近づいてきました。

桜の花も咲き始め、代々木公園や日比谷公園など都内の公園には花見客がぞろぞろと集まる季節になってきました。
天気も暖かくなり、冬物のコートをクリーニングにだそうか?と考えている方も多いのではないでしょうか?

会社ではそろそろ移動や転勤が決まる時期、4月に入れば新入社員が入ってくる時期。
みなさん新年度にそなえる準備は整っていますか?

新しいことに挑戦するにはそれにふさわしいだけの知識がなければ成功しません。

当社では新年度からもみなさんがビジネス上で成功を収められるように、
様々な分野のセミナーを開催いたします。

みなさん、どうぞ奮ってご参加ください。

以下、新社会人・初級者向けのセミナー一覧になります。
興味があるものがありましたら、お気軽にご連絡ください。

4月8日(月) 《新入部員・初級者向け》 経営に貢献する内部監査の基本
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250645om.html

4月11日(木) ソーシャルメディアトラブルと企業対応 ~企業が取るべき事前対応・事後対応~

4月12日(金) ベトナム進出のための基礎知識 ~ベトナム人と上手に仕事をするために~
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250681om.html

4月17日(水) [新任監査人向け内部監査入門コース] 監査部門による内部監査の実務http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250717om.html

4月19日(金) タイ ビジネス法の実務 ~現地での実例を踏まえて~http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250731om.html

4月24日(水) アジアの英文JV契約マスター塾 ~アジアで勝つためのJV契約活用法~http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250767om.html

4月25日(木) Excel演習 回帰分析と数値予測・判別分析 ~複数の変数データを分析し、近未来の数値を予測・判別する~http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250771om.html

4月26日(金) Q&Aで学ぶ英文契約書の基礎知識http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250780om.html

4月26日(金) 法務部のタックス・マインド ~全社クライアントから期待される税務知識を、最近話題のトピックまで~http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250781om.html



2013年3月22日金曜日

姉妹駅

最近は鉄道系のニュースが多いですね。

春のダイヤ改正、東横線の渋谷駅ホーム移動はこのブログでも取り上げましたし、みなさんいろんなメディアで目にしたはず。

そして今週の鉄道ニュースといえば。。。。東京駅
昨年、東京駅の丸の内側で開かれた復元イベントは連日ニュースでも取り上げられかなりの人気を博しましたが、今週の東京駅では

ニューヨークのグランドセントラル駅との姉妹提携

というビックニュースがありました。

ってみなさん姉妹駅って聞いたことありますか??
姉妹都市はよく耳にすると思うのですが・・・・

写真はどれもグランドセントラル駅のもの。もはや駅とは思えないぐらいきれいですね。

グランドセントラル駅舎は築100年になる歴史ある建物で、数多くの映画にも出ています。

ケネディ元大統領の奥さんのジャクリーンさんが1960年代に老朽化による取り壊しの危機になった際に、保全運動に取り組んだことでも有名ですね。
(後に全面改修がなされているのでもちろん今も安全ですよ!)

グランドセントラル駅舎が2月に100周年を迎えること、東京駅の赤レンガ駅舎が今年12月に100周年を迎えることを記念した姉妹駅提携とのことです。
こちらはオランダのアムステルダム中央駅

実は東京駅の姉妹駅はこれが初めてではありません!
2006年にはオランダのアムステルダム中央駅と姉妹駅提携しています。

アムステルダム中央駅と言えばレンガ造りの3階建て駅舎を持っていることでも有名ですね。

今回の提携先のグランドセントラル駅にとっては東京駅が初めての姉妹駅。

なんでも、グランドセントラルに見合うような立派な駅を探してきたが、これまで該当する駅がなかったので提携してこなかったんだとか・・・  

姉妹駅調印はニューヨークで行われ、これを記念して
ジャパンウィークが開催され、駅弁や立ち飲み屋が紹介されるそうです。


そしてもう一つの東京駅ニュースが

KITTEオープン!

KITTEは日本郵便が初めて手掛ける商業施設で、丸の内の旧東京中央郵便局に建てられたJPタワーのうちの地下1階~地上6階の低層に3月21日に開業しました。
KITTEという名前には日本郵便が手掛ける「切手」と「来て」の2つの意味を掛け合わせているそうです。

全国から地方の名店を集めているだけでなく、エジプトのミイラや動物の骨格標本、国際会議場、6階には無料の屋上庭園を設けるなど商業施設という概念を超えたものになりそうです。
(屋上庭園からは復元した東京駅の赤レンガ駅舎を一望できるみたいですよ!)

これでますます賑わうであろう東京駅近辺。
駅ビルやエキナカ、直結する地下街が瞬く間に発展し、
全ては駅直結の商業施設だけで間に合うと豪語しても過言ではなくなりました。
(だからこそ、グランドセントラルに見合う駅として認められたのかもしれませんね・・)

当社の茅場町にあるビルからは徒歩で15分ほどです。
セミナー帰りに散歩で寄ってみてはいかがでしょうか?
永代通りをずーっとまっすぐ歩けばいいだけなので迷う心配もないですよ!

2013年3月21日木曜日

預金封鎖 ~キプロスショック~

EU加盟国で英連邦の一員でもあるキプロスで政府が預金封鎖に踏み切る!・・・かもしれないことが今週初めに話題になりました。

今回の主役であるキプロスの名前を知らなかった方も多いかもしれません。
キプロスはトルコの南に位置する国家であり、ヨーロッパ大陸と中東、アフリカ大陸に囲まれた地中海に位置する小さな国家で、経済的・文化的に関係の深いギリシャが金融危機に陥った影響を強く受けていました。
観光業と金融業が主な産業であり、リゾート地としても有名です。
(1990年代には東欧諸国のマネーロンダリング地として悪名を轟かせましたね・・・・)

かつてはタックスヘイブンとしても有名であり、EUの要望で法人税を上げた今もEU諸国内では最低の法人税率であることから、欧州の金融活動が盛んな地域として知られ、特にロシア関連の投資が活発です。

国民の約8割がギリシャ人でキリスト教、約2割がトルコ系でイスラム教、残り僅かがアルメニア人でキリスト教と言われる、面積9250km²、人口87万人と小規模な国家です。

と以上紹介したのはキプロス共和国と呼ばれる国で、トルコを除く国連加盟国に承認されています。
というのも、実はキプロスは1974年以来、南北に分断されており、南部がさきほどから紹介しているキプロス共和国。北部は北キプロス・トルコ共和国となっています。
南部がギリシャとの関係が深いのに対し北部ではトルコとの関係が深くなっています。
(南部ではギリシャ人が大多数を占めるのに対し、南部ではトルコ人が大多数を占めます)

さて、問題の預金封鎖の危機があったのは南にある方のキプロス。

支援がなければ財政破綻する懸念があったキプロスに対し、EUが100億ユーロ(約130億ドル)の援助を決定。その際の条件として国内の預金者に対し、10万ユーロ以上には9.9%、10万ユーロ未満には6.75%の課税をすることを求めたのです。課税は1回のみで、58億ユーロの歳入が見込まれていました。
そのほかにも支援策には法人税の名目税率を2.5ポイント上昇させた12.5とすること、キプロス政府が管轄する通信・電力事業の民営化検討などが盛り込まれ、経済的に関わりが深いロシアは25億ユーロあると言われるキプロス向け融資の返済期間を5年間延長し2021年とするなどといった取り決めもありました。

支援を受けるための条件で一番懸念されたのは、国内の預金者に対する課税措置
これはキプロス国内の預金者だけでなく、ギリシャやスペインなどの財務が危機的状況にある国民にも衝撃を与えました。
一部の知識人の間では財政が不健康な欧州全土で銀行の取り付け騒ぎが起きるとの声もありましたが、EU当局がキプロスに対するこの措置が例外的であり、他国に適用されることはないと発言したころから、他の国に混乱が波及することはありませんでした。

結果として、キプロス議会が銀行預金課税法案を否決したため、心配されていた国内預金者の負担は回避されましたが、現在もデフォルトを回避するための話し合いが行われてい議会にて預金者に影響が出る方法が採択される可能性も依然として残されています。

さて、なぜキプロスに対し、国内預金に課税するような措置をEU当局は求めたのでしょうか?

その答えを探るためにはキプロスの預金の質を考える必要があります。
実はキプロスの銀行にはGDPの2倍もの預金がなされています。
しかしキプロスのGDPがEUに占める割合はわずか0.2%。
そのような小国家になぜGDPの2倍もの預金があるのでしょうか?

その答えはその巨額の預金が国民ではなく、ロシアマネーを中心としたオフショア金融センターとしての役割からくるものだからです。
2004年にEU加盟する際に国際水準を満たすと約束しながらも現在も不透明な部分が残り、OECDのリストでグレーゾーンの国家というレッテルを貼ら潔白ではないとされています。

最終的に議会で預金課税法案が否決されたのですが、EUの決定が発表される直前からネット経由の取引ができなくなったり、ATMの使用が制限されたりと預金封鎖は実行されていました。
EUからの正式発表があった16日からキプロスないの銀行は休業。
現在も休業中で次の営業日は26日(25日は祝日です!)。

それまでには議会内で解決策が出されるとの見方ですが、
EU中央銀行からは支援策を早急に飲まない限りはキプロス銀行に対する資金供給を打ち切ると圧力がかかり、アナスタシアディアス大統領が緊急会合を開き、解決策を模索しています。


このブログは日本時間21日午前時点での情報で書いています。

現在進行形の時事問題ですので、気になる方はぜひこのニュースを追ってみて下さい!

2013年3月19日火曜日

春分の日

明日は2013年の春分の日。国民の休日ですね。

なぜ「2013年の」と表現したかというと・・・・実はこれは毎年決まった日というわけではないのです!
(ハッピーマンデー法のように3月の第○○曜日って決まっているというわけでもありません。)
実際に来年2014年の春分の日は3月21日であることが決められています。

春分の日だけでなく秋分の日も9月23日と決まっているわけでもありません。
ただ、春分の日は3月20日であることが多く、秋分の日が9月23日であることが圧倒的に多いというだけなのです。

この二つの祝日は前の年の2月1日の歴要項が官報に記載されて公布されて初めて確定するのです。

では、春分の日、秋分の日はどうやってきめられるのでしょう?

皆さんは「黄道」をご存知ですか?
太陽の通り道のことです。(太陽は星と星の間を移動していますね。)
そしてもう一つ、「天の赤道」というのをご存知ですか?
赤道とは南北の緯度が0度の緯度のを示す自転する地球の重心を通り、天体の自転軸に垂直な平面が天体平面を切断する理論上の線のことでしたね。天の赤道とはその地球の赤道を天にまで延長したもののことです。

黄道と天の赤道は2つとも傾いていて、ある2点で交わるのです。
その片方が春分点であり、もう片方が秋分点になります。それぞれの点上を太陽が通過する瞬間が春分と秋分と定められ、その瞬間を含む日が春分日と秋分日となるのです。

なので、約1年前に次の年の春分の日と秋分の日は最終決定されるのですが、地球の運行状態などが今のまま特に変更がないと仮定して、将来の春分・秋分の日を予想することはできるのです。
(地球の運行状況なんて変わらないよ! と思う方も多いかと思いますが、実は常に変化しているんですよ!私たちが気付かないだけです。)


ちなみに「国民の祝日に関する法律」によると
春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ
秋分の日:祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ
という意味が込められているそうです。
というわけで、みなさん明日の休みはピクニックにでも出かけてゆったりと過ごしませんか?
日ごろのストレスから自分を解放して、自然を楽しみましょう!
サクラもそろそろ綺麗に見れる頃ですよ!

2013年3月18日月曜日

テナント契約

経済復興への期待からか今年の春闘はおおむね労働組合の賃上げ要求に企業が満額回答を出したことが、各報道機関でも大体的に報道されましたね。

しかし、全企業の見通しが明るいというわけでは当然なく、業績が悪かった企業もあります。
業績が悪く、事業資金捻出のために東京港区にある自社ビルを売却することにしたことで手元資金を確保し、財務改善を目指すとして注目されたパナソニックもその一例です。
春闘では定期昇給を維持し、ボーナスは年間4カ月分で業績連動型であることで労使と合意しましたが、毎月の基本給は削減せずに出張費や残業代の減額、すでに引き下げられている管理職の給与のさらなる減額などで2013年度の人件費を数百億円規模でカットすることを検討しているそうです。

パナソニックの自社ビル売却は昨年末の旧東京支社の東京パナソニックビル2号館・3号館に続くもので、昨年末に約一兆円まで膨らんでしまった借金圧縮のための一つの対策であるそうです。

現在ビル内では2000人が働き、パナソニックグループの東京支社の機能が集約されています。
ビル売却後も10年間の賃貸契約を結び、業務は引き続き同ビル内で行うそうです。

さて、この賃貸契約(テナント契約)、一体どのような契約だったのでしょうか?
建物賃貸契約でしょうか?業務用定期借地権設定契約でしょうか?

実は賃貸契約というのには様々な種類があります。
今日紹介したパナソニックのビルごとの契約に限らず、
みなさんがいつも飲みに行くカフェも今日業務が終わった後に飲みに行く居酒屋さんも
休日に行くかもしれない美容室も・・・・・
その多くが賃貸契約を結んでいるケースだと思います。
そのような店舗の契約でも従来からある普通借家契約と定期借家契約に大まかに二つに分けられます。

普通借家契約というのは一般的な賃貸契約のことであり、特に正当な理由と認められない限りは更新されていきます。賃貸料も貸主借主間で協議できます。契約方法の規定も緩く、口頭でも書面でも可とされています。
一方の定期借家契約とは一度入居したら退去してもらいづらいという普通借家賃貸のデメリットをカバーするためのもので、名前の通り定められた一定期間の間だけ賃貸するためのものです。契約の更新は基本的になく、延長したい場合は再契約を結ぶことになります。また契約方法も公式書面上とされています。また賃貸料も定められた料金と特定されています。


最近ではショッピングセンターや百貨店の賃貸契約において入居契約を巡って契約問題が数多く発生しているそうです。
契約種類の切り替えや収益の悪いテナントの退去交渉など様々なケースにおいて法的に諸問題を解決する必要があります。
また、トラブルを起こさないようにリスク対策をするときにも法的な知識は必須になってきます。
関係各社のみなさんは大丈夫でしょうか?

当社では商業施設・SCのデベロッパーとテナントとの間の契約の法的性格、借地・借家法の適用基準、各条項の法的留意点、定期借家契約の落とし穴等を解説した上でさまざまなトラブルについての法的対処法を裁判実例に基づいて具体的に解説するセミナーを企画しました。
どうぞお気軽にご参加ください!!

裁判例から学ぶ!
テナント契約の法的諸問題

~借地借家法の適用基準、定期借家契約の落とし穴等~
3月27日(水)午後1時00分~午後4時00分
講師:松田恭子先生
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250561om.html

2013年3月15日金曜日

国際税務

タイトルの国際税務のことに入る前にまずは国際税務の問題が起こる元となる国際取引について考えてみましょう。

国際取引とはなんでしょう?

・・・・簡潔に言うと、

日本企業が外国でした取引、外国企業が日本国内で日本企業とした取引

国境をまたいでビジネスしている時ですね。

企業というモノに限らず、ヒトが簡単に自国以外で働くことが身近になった現代では、
ヒト個人の税務も国際化していますが、今回のブログでは企業の場合だけに限って書こうと思います。

まず、企業はその所在を置く国に法人税を払うことになっています。ビジネスを決行した国にも税金を払うことになっています。
ここで問題なのが、所在地とビジネスを行った場所は必ずしも一致するわけではありません。
また日本国内でも内国法人か外国法人かでも対応が変わってきます。
さらに外国法人でも日本国内での源泉。。。。。。恒久的施設の有無。。。。。とさらに細分化され規定が変わるかなり複雑な問題です。

ちょっとだけ脱線しますが、少し前にアマゾンでクレジット決済した場合、アメリカにあるアマゾン本社と直接決済したことになるので(明細書に明記されていますよ!)、日本政府に税金を納めるべきビジネスであるとはカウントされないことが話題になりましたね?
アマゾンだけでなく、日本国内に恒久的な施設を持たない外国法人が海外にある会社と日本内の居住者を相手に直接決済する場合、その企業は日本政府に税金を納める義務が生じないということはこれまでも何度も問題視されてきました。

では、話を戻しますが、
課税の主体が二つある場合は一つの取引で2回も税金を納めなくてはいけないのでしょうか?

そんな馬鹿げたことはないですよね。
2重課税の問題を解決するためにあるのが租税条約。
日本も企業がスムーズにいろんな国で仕事できるように多くの国とこの条約を結んでいますね。
国際取引で起こる税の問題はもちろん2重課税だけではありません。その他もろもろの問題を解決するための取り決めが国際税務なのです。

そんな国際業務の基礎から応用まで、国際税務に初めて取り組まれる方や体系を再確認したい方等を対象に、国際税務に精通し、海外の会計事務所とネットワークを構築している柳澤賢仁先生が解説するセミナーを企画しました!

                これだけで大丈夫!
                               国際税務の基礎の基礎

3月22日(金)午後2時30分~午後5時30分
講師:柳澤賢仁先生
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250537om.html

2013年3月14日木曜日

茅場町ランチ

日本橋や八丁堀、京橋、人形町などほかの周りの地域と比べて存在感の薄い茅場町。

よく友人に「どこそこ?」なんて聞かれてしまいます・・・・

当社にセミナーに来た方でも、セミナー前や帰りにごはんを食べようにもお店を探すのに苦労した方も多いかもしれません。
しかし、実はおいしいランチやごはんを出してくれるところはかなり多くあります!
しかも老舗も多く、会社の昼休み時間には長蛇の列のお店を見かけることもしばしばです。

そこで今日は茅場町付近でおいしいご飯を食べれるところを紹介したいと思います!

スタートはこれから始めましょう、うなぎ屋さんの喜代川。こちらは老舗中の老舗。なんと明治7年の創業です。明治初期の創業ということは、日本の一大勝負であった開国直後から軍国主義、2つの世界大戦、戦後の高度経済成長期、バブル、失われた20年そしてアベノミクスで経済回復の兆しが見えてきた現在を見守ってきたわけですね。

130年以上の歴史を誇るここのうな重はかなりのうま味です。
続いては鮨ながた
写真は
柔らかく煮られた穴子と絶妙に遣った
マグロの一品、「づけ穴ちらし」。

セミナーや普段の仕事で疲れた体に嬉しい
豪華な一品です。
もちろん、古き良き時代の東京の面影が色濃く残る茅場町だからと言って和食ばかりというわけでもありません!
こちらはアロヒディンというレストランのギョズレメンというトルコ料理。トルコ料理と言えば、中華・フレンチと並ぶ世界3大料理に数えられる一つですね。
現首相の安倍総理が自民党総裁に返り咲いた時に食べて一躍有名になったカツカレーの名店だって茅場町にもありましす!
(場所的には八丁堀にかなり近いですが。。。)

ロダンというお店のロースかつカレーになります。










もちろん、茅場町にある美味しいお店が全てそんなにおしゃれというわけでもなく、
時間がない時に重宝したいラーメン屋さんもたくさんあります。
(というよりもラーメン屋さんがかなり多くあるように感じますが。。。)



 こちらは駅から徒歩5分ほどのとこにある
麺処さんば豚骨ラーメン
ランチタイムには大盛りとライスが無料になるサービスを行っていることもあって近所のサラリーマンにかなり人気のお店です。



もっとさっぱりしたものを食べたい!って時には
おいしいうどん屋さんだってあります。

こちらはうまげなというお店に串天ぶっかけうどん。
 
すいません。。。さっぱりしたものと言いながら
天ぷらがのっているうどん紹介しちゃいました。。。
でもこれが本当に絶品なんです!




そして今日最後に紹介するのは、
茅場町の有名店、鯛ふじの「鯛丼」。

なんとあの漫画”美味しんぼ”にも掲載されたことのあるお店なんです!

言わずと知れた名店ですが、これが実は茅場町にあるのです。






どうでしょうか?
もちろん、他にもたくさんの飲食店があります!今日紹介したのはほんとに一部のお店だけ。

みなさんどうぞ、セミナ後やランチ時、茅場町付近での仕事帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?










2013年3月13日水曜日

ベトナム進出後

国民の8割が仏教徒だそうです。
昨日のブログではベトナムの新労働法が施行される話をしましたね。
本日は、そんなベトナムに進出した後の会社運営に関わる法律についていくつかピックアップしてお話します。

まずは、知的財産権のお話。
これは自国の技術が優れ、模倣される危険がある国つまり先進国においては整備が進んでいますが、途上発展国においては未整備または機能出来ていない場合がかず多く見られます。
ではベトナムについてはどうでしょう?

知的財産権において、商標権は原則として登録が必要とされていますが、周知商標については登録していなくても保護されることになっています。
(知的財産庁に認証申請を行い、周知が続いていることを確認する必要はあります!)
漢字の表記は図形商標として扱われますが、日本語のみの商標は識別力がないとされる可能性もあります。
そのほか、今後特許、意匠、商標等の更に深化した保護も検討されています。
年10件ほど知的財産権の民事訴訟が起こされており、その措置としては警告状、和解などもあるのですが、
最も迅速で効果的な手段としては行政措置があります。
警告、罰金の他に営業免許取り消しや侵害品の破棄も手段にあります。

続いて競争法(日本の独禁法のことですよ!)
ベトナムでは独占的・支配的地位にある企業の行為を制限しています。(日本でも独占・寡占・競争市場の分類がありましたね)
独占的地位の企業とは、関連市場において他に競争者がいない場合を指し、顧客にとって不利な条件を課したり一方的に契約内容を変更または破棄する行為、原価割れ販売、再販売価格維持行為等、新規参入障害などが違法行為とされています。

支配的地位とは関連市場において1社で30%以上のシェアを有する場合、競争を実質的に制限する能力を持つ企業を指し、原価割れ販売、生産・販売制限等が違法行為になります。
(基本的に独占的地位と支配的地位にある企業の禁止行為は同じなのですが、支配的地位には顧客にとって不利な条件を課したり一方的に契約内容を変更または破棄する行為の制限がありません。・・・・まあ理屈を考えれば当たり前と言ったら当たり前なのですが・・)

違法行為を行った際の罰則としては、前年度の違反者の総収入の5-10%の罰金、証拠物件、犯罪供用物件、違法収益の没収、取引・契約からの違法な条件の強制的排除 の措置があります。
最近では2009年の国営ベトナム・エアー・ペトロル事例で37億VNDの罰金が課されたり、
2010年には自動車保険の料金の引き上げにかかる協定で違反があったとして合計17億VNDの罰金が課されました。(この事件では19社が関係し、合算市場シェアは99.79%だったそうです・・・)

2011年に発覚したMegastar事件については優越的地位の濫用を調査中と近年取り締まりが厳しくなってきています。

2010年にはPL責任、リコールなどを定めた消費者権利保護法も成立しました。

法体制が着々と進んでいるように見えますが、問題点も数多く残っています。

例えば、裁判制度。
第1審の開始までに1年以上を要することもあるうえに裁判官に法的解釈の権限がなく、これまでの裁判例もほぼ公開されず、過去の判例にも拘束されない、判決執行の保証がないなどの問題点もあります。

またベトナムに限らず、アジア諸国全般に言えることですが、贈収賄などの汚職も横行しています。

なんと、ローカル企業の約7割が賄賂が必要だと考えており、有罪とされた場合の最高刑は終身刑ですが、
結婚式、葬式、中秋節などで慶事目的が明白であれば50万VNDまでの受領が認められており、一般の時でも200VND未満で重大な結果をもたらさず、反服していなければ刑事罰になることもありません。

今後、法整備がどうなるのかも含めて十分にベトナム進出を考えたいですね!

今回の記事も2月28日に開催された澤山啓伍先生のセミナー「ベトナム法律実務の最新情報」からでした!
当社ではベトナムを含む東南アジア地域進出に関するセミナーを多数開催していますので、興味のある方はお気軽にどうぞ!
http://www.kinyu.co.jp/

2013年3月12日火曜日

ベトナム法律実務

ベトナムで2013年5月1日から新労働法施行。
現行の労働法及びその改正法は廃止。
下位法令・通達はこの今後順次行われる予定だが、間に合わない場合は新法と矛盾しない範囲で現行のものを使用するそうです。
(このなんとも言えないゆるさが東南アジアっぽい!)

ベトナムといば、最近日系企業の進出先として人気ですね。
最近では、日本企業を含む外資系企業で違法なストライキが頻発しており、頭を悩ませ散る経営者も多いと聞きますが・・・・
依然として進出先としては注目されています。そういうところでの法律改正はいっそう目が離せません!

というわけで、今日はその内容について紹介したいと思います。

まずは労働契約の有期契約期間。
12-36カ月の有期雇用契約に変更はなく、変わるのは12カ月未満の有期雇用契約。
これまで30日以内の更新しないと無期限契約に移行だったものが、新法では
30日以内に更新しないと24カ月の有期契約 となるそうです。

大幅な変更があったのが試用期間について。
大卒レベル以上の特殊な技能または高度な技術を要する職種は60日間、高専・短大卒レベル以上の技能を要する職種は30日間の上限だったものが
高度な専門性または技術の経験を要する職種は60日間、中級レベルの専門性または技術的経験を要する職種、技術者及び専門職は30日間
に変更されました。
70%以上の給与の支払いも85%以上の支払いに引き上げられ、
試用期間の契約形態については規定なしから試用期間契約が結べるようになりました。

また労働契約書の必要な記載事項も細分化された指定が出されました。

そしてみなさんが最も気になるであろう外国人雇用!
(日本企業が進出するわけですから、日本人が外国人になるわけですよ!)

今まではマネージャーやエグゼクティブ、専門家や技術者などベトナム人の雇用では要求を満たせない場合、3年以下の労働許可証が出されてきました。

これが、今回の改正では。。。。厳しくなります!

国内企業の場合は現行法と同じ条件ですが、労働許可証の期間が2年間に短縮されます。
外国企業の場合には、ベトナム当局に募集する前にその必要性を説明し、妥当だと認められて初めて雇用できます。期間は国内企業の場合と同じく2年間です。

さらに労働許可証の取得が免除される場合から
3か月未満の期間働くためにベトナムに入国する外国人
の項目が削除され、サービス営業担当者も無期限で免除だったのが3カ月と期限ができました。

労働契約終了に関しても細かい規定が加えられ、労働契約解除の場合とともに通知期間も定められました。

懲戒解雇事由も
窃盗、横領、営業または技術上の秘密の漏えい、その他会社の存続または資産に重大な悪影響を与える行為
という少し抽象的だったものから
ベトナムカレー
窃盗、横領、賭博、傷害、事業場での薬物の使用、営業、技術または知的財産上の秘密の漏えい、または、利益に重大な損害若しくは損失を与える行為、若しくは特に重大な損害若しくは損害を与えうる恐れのある行為について有罪となった場合
と細かく具体的に述べられている上に、知的財産の項目も加わりました。

他にも多くの変更点があり、ベトナム進出している、しようと思っている方は必ず目を通す必要があります。

今日のブログ内容は2月28日に開催された澤山啓伍先生のセミナー「ベトナム法律実務の最新情報」を参考にしていますが、当社でもこれからもベトナムを含む東南アジア諸国進出のためのセミナーを数多く開催していますので、興味のある方はぜひご参加ください。
http://www.kinyu.co.jp/



明日は進出後の会社の運営についてちょっとお教えしますよ!

2013年3月11日月曜日

マイナンバー

諸君にとってもっとも容易なものからはじめたまえ。ともかく始めることだ。

これはスイスの法学者・哲学者、カール・ヒルティの名言です。
(『幸福論』や『眠れぬ夜のために』の著者としても有名ですね)

本日週初めの月曜日が憂鬱だ、なんて方もいるのではないでしょうか?
その時にはこの言葉を思い浮かべて容易なものから始めてみるのもいいかもしれませんね。
(もちろん、効率の良い方法は他にたくさんあるのですが、嫌々ストレスを抱えつつもやるよりは気分よく仕事したいですよね?)

他人から「できますか?」と聞かれたらとりあえず「できます」と答えちゃうんだよ、その後で頭が痛くなるくらい考え抜けば大抵のことはできてしまうものなんだ。

これは映画監督や発明家として有名な円谷英二さんの言葉。
(とりあえず「できる」と答えて、その後必死に努力して本当にできるようになればそれはウソをついたことにはならない。 なんてセリフもたまにドラマや小説などで見かけますね)

前向きに食事をし、前向きに買い物をした。何事も前向きに行動することが可能性を生む。

これはイチローの言葉。さすが、かっこいいですね。

思い悩んだときなどに偉人たちの格言・名言を見るとふと、悩みや考えていることがストーンとふに落ちることってありませんか?

当社のTwitterでは経営者や実業家に限らず様々な分野の偉人の格言・名言を配信しています。
ちょっとした休憩などで目にしたときに役に立つようなものをメインに配信しています。
ぜひフォローしてみて下さい!

それでは続いて、先週当社のFBサイトで人気の高かった記事の紹介です!

【マイナンバー法案決定!】
政府は1日午前の閣議で、社会保障サービスの提供や徴税を適切に行うため、国民全員に番号を割り振る共通番号制度関連法案(マイナンバー法案)を決定しました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130301-OYT1T00474.htm?from=main1 読売新聞)

従来から、関連するプライバシー権などの議論がマイナンバー制度
ついに、法案が決定され、成立への現実味を帯びてきましたね。

社会保障制度のほか確定申告などの手続きを簡略化できる反面、所得や病歴を一元的に管理されるリスクを恐れる声もあります。

個人情報の在り方が大きく変わる時代。扱う情報の性質も変わってきています。
その管理には留意したいものです。

特に、データのクラウド管理や一元化を行う企業では、個人情報リスクが増大しています。

当社では、リスク管理や個人情報保護などの多くのセミナーを開催しています。

詳しくは、下記ウェブサイトからご覧ください。
http://www.kinyu.co.jp/fb001campaign/

マイナンバーは国民全員の実生活にかかわってくる大事な話、はやりみなさん気になりますよね。
他にも、たくさん面白い記事があるので、ぜひ覗いてみて下さい!

2013年3月8日金曜日

民家カフェ

みなさん、今日は金曜日、明日から休みですね。
今週末の予定はもうお決まりですか?

土日は1週間でたまった疲れをゆっくり取ったり自分の好きなことをしたいもの。
(休日出勤の方、すいません。。。)

ウィンタースポーツが好きな方はもうそろそろラストチャンスですね。

さて、たまには普段と少し違う方法でリフレッシュしたいなって思う方も多いのではないでしょうか?
そんな方にお勧めなのが民家カフェ。

マンション住まいな方が増え、フローリングの床ばかりで畳が恋しくなったり、日本古来の民家が無性に懐かしくなることってありませんか?
(私は木造に匂いですごくリラックスできました。)

最近では大正時代や明治時代・昭和初期に建てられた古民家を改装したカフェがひそかに人気を集めています。
中にはちゃぶ台があったりなど、思わずリラックスして長居しなくなるようなものも多くあります。



この写真は古桑庵と呼ばれる古民家カフェ。
(写真は公式HPより拝借しています。)

木造の一軒家で、季節のデザートなど軽食も楽しめます。









新宿区岩戸町にありますよー!

他にも『東京 民家カフェ』で調べるとたくさんヒットするので、興味のある方はぜひ行ってみて下さい。
普段よくいくカフェでゆったりとアフタヌーンティーもいいですが、たまには違ったことすると刺激的で面白いですよ!

今週末は春の陽気のような暖かさだと予報で出ているのでみなさんぜひ外に出てリフレッシュしましょう!
前にこのブログで紹介した梅まつりもまだいろんなとこでやっているのでおススメですよ!

さて、最後に、来週の木曜日といえば日本特有のイベント「ホワイトデー」。
バレンタインデーでもらった場合にお返しをするというのが習慣になっていますが、みなさんもう準備したでしょうか?
ホワイトデーのお返しの王道と言えばクッキー、マシュマロ、キャンディー ですが、
実はそれぞれに意味があるのって知ってました?

クッキーは「あなたは友達」
マシュマロは「あなたが嫌い」
キャンディーは「あなたが好き」



という意味があるそうです。
(あまり周知されてはいないようですが・・)

最近では友チョコと呼ばれる友達から友達へのプレゼントが定着したりと少しずつその姿が変わってきているバレンタインデー・ホワイトデーですが、
いずれにしても美味しいものが食べれるのっていいですよね!


2013年3月7日木曜日

医療機関ビジネス

世界最速。

日本人はよく「世界最大」、「世界初」、「世界最速」、「限定」などの売り言葉に弱いと言われています。

しかし、この世界最速ということばは使われる文によっては良い意味でないこともあります。
その一つが「日本が世界最速で超高齢社会に突入」という事実。

超高齢社会とは5人に1人が65歳という社会です。

高齢者層の医療費をどうするかはここ何年かで日本が抱える最重要問題の一つになりましたね。

国民皆保険をはじめとした医療システムは、過去に感染症の激減や平均寿命の向上など多くのプラスの面をもたらしてきますが、今ではそれを支える医療機関の経営、医療費の財源問題など負の面もあらわになってきました。

最近では医療崩壊をいいことに、治療費の負担がない生活保護者ばかりを集めて、過度に治療、不正請求を行うなど道徳に反した病院ビジネスも横行してきました。
(生活保護者の医療費は国・自治体が負担することになっているのです。)
高齢者がターゲットのラクラクホンも今や一大市場です
高齢化を逆手に取った悪徳なビジネスも増えてきています。寝たきりの高齢者をターゲットに絞って、国の特定の医療制度の欠点をついたビジネスを看護側、医師、アパート経営側がタイアップして行っている事例もあります。

高齢者といえば・・・(すいません、少し脇道にそれますが・・・)
最近の病院食や介護食、高齢者をターゲットとした宅配サービスも大いに進化し、最近では個々の状況に合わせて噛みやすさの調整やより栄養価の高い有機食材を使った食事の開発も進んでいます。個人の好みに合わせられるように味も様々なバリエーションが増え、おしるこなど高齢者層が好みそうなデザート系の研究開発も進んでいるのですよ!
食の面だけでなく、骨伝導と呼ばれる骨の振動によって何をしゃべっているか判定する機械など技術面でも大きな進歩があり、良い意味でも悪い意味でも高齢者を対象としたビジネスは活性化してきています。

さて、話を医療機関ビジネスに戻して、超高齢社会に入り、医療機関を取り巻く環境も大きく変化したことで、医療機関を巡るビジネスチャンスも変わってきています。
医療機関の財政難が叫ばれる中で、事業再生、経営のポイントとはなんでしょうか?

当社では、法的側面や財務に特化した観点とは異なる、医療機関事業を再生するという観点からの事例と考え方を解説するセミナーを企画しました。
講師は100カ所以上のクリニック新規開業支援、50カ所以上の病院・介護施設コンサルティング経験を生かして現在㈱メディヴァでコンサルティング事業部長をしている小松 大介先生にお願いしました。

興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください!

医療機関を巡るビジネスチャンス~医療機関の事業再生、経営のポイントと、事業譲渡・M&A~
3月19日(火)午後2時30分~午後5時30分
講師:小松大介先生

2013年3月6日水曜日

特定支出控除の範囲拡大

連日話題になっているアベノミクス。

そもそもこれは日銀法改正や為替水準について言及したことから始まりました。
それだけではなく、日銀の総裁交代で金融緩和への期待が強まり、さらにアメリカ経済に希望が見えてきたことやヨーロッパで危機が回避されたことなど様々な要素が組み合わさって、連日の円安に結び付いているわけですが。。。。

円安になることで、輸出有利になり、日本が得意とする自動車産業では部品メーカーまでもが業績を上方修正するなど明るい兆しがはっきりと見えてきています。
(国内生産がメインで輸出比率の高いマツダが日経平均採用銘柄でトップにもなりましたね、昨年11月に比べて株価が約2.6倍にも跳ね上がったそうです。)

そのほかにもローソン(コンビニ)やJINS(眼鏡屋)で賃上げが発表されています。

しかし、いいことばかりでもありません。

4月からは日用生活品の値上げも数多く見られます。
円安になるということは輸出に有利な一方で輸入は不利になります。

輸入に頼りきっているものでは4月からの値上げが確実視されています。


例えば・・・食用油やオリーブオイル、ガソリン、小麦粉など原材料を輸入に頼っているものから海外生産の高級服、ワイン、化粧品に至るまで様々です。
(電気料金の値上げも忘れてはいけませんね)

2月末に国会提出された2013年度の予算案では総額92.6兆円(2012年度の補正予算も含めると100兆円越え)と過去最大規模になっており、2013年度が終わることには国の借金が1100兆円を超える見通しになることも発表されました。
(これは国民一人当たり870万円の借金を背負っていることになります。。。今この瞬間生まれた赤ん坊ももう死にかけの国民もみんな平等に870万円の借金です。)

4年ぶりに税収見通しが新規発行の国債よりも多いことがせめてもの救いですが、健全な財政への道のりは遠く感じますよね。

会社の業績が上がってもそれが給料にすぐ反映されるわけではありません。
しかし生活に直結する物品の値上げは容赦なく襲ってきます。。。。

そこで、みなさんに今日伝えたいのが特別支出控除の範囲が拡大されたことです!

特別支出控除とは会社員が自分で支払った仕事関連の費用を経費として収入から控除できる制度でしたね。

今までも多くの会社員の方が利用してきた制度だと思います。
今までのカバー範囲は
最近人気のデジタル家計簿
通勤の支出、転勤の支出、職務に直接必要な資格獲得または必要知識を得るための研修のための支出、単身赴任者向けの自宅との行き来交通費
でしたが、2013年度の申請からこの範囲が
・職務の遂行に必要だと給与の支払い側が必要と認めた弁護士・税理士・公認会計士などの資格獲得費
・仕事に必要な書籍・定期刊行物・制服・事務服・作業などそのほか交際費や接待費など給与の支払い側が必要と認めたもの
の2項が入ることになります!

いずれも給与の支払い側が職務に必要だと認めることが必須になりますが、これまで自腹を切っての支払いだったものが控除対象になるかもしれないというだけで大きな進歩ではないでしょうか?

というわけ、来年の確定申告でこの新しい制度を十分に活用するためには2013年1月~12月までの領収書(タクシーなど領収書が出ない場合はレシートも可)を取っておく必要があるので、みなさんそこだけ気をつけて下さいね!
また領収書の宛名は会社ではなく自分の名前を書いてもらうようにしてください!

また収入に応じて控除の額が変わるのでそこはご自分がどの層に所属するのかご確認ください!

2013年3月5日火曜日

LBOファイナンス

みなさんがある会社を買収したいとします。

当然お金が必要です。さて、買収したい会社を十分に買えるお金はどうやって調達すればいいでしょうか?

今この瞬間もどこかで行われている買収で、自己資本だけで相手を買えてしまう場合なんて少数です。基本的には金融機関なりからの融資で買収資金をそろえる必要があります。

手元に資金が少額しかないときに買収したいなら、どうすればいいのでしょうか?

答えは・・・・

LBOファイナンス! Leveraged Buyoutのことです。
簡単に言うと、企業が他の会社(会社に限らずファンド等を買収したい場合も)を買収するときに、自己資本だけでなく、買収先の資産や将来のキャッシュフローを担保とした借入金で資金を得て、買収を行う買収ファイナンスのことです。
この手法では相手(買収先)に換金可能資産(現預金や有価証券等)があればあるほど実行しやすいと言われています。

なぜ、今日これを紹介したかというと、最近LBOファイナンスが再び盛り上がりを見せているのです。

前回ブームに沸いたのは世界金融危機の前でした。それが最近になってまた注目されてきているのです。その理由は主に2つ。
一つ目はブームの時(2000年代中盤頃)の時の投資案件のリファイナンスが必要になってきたこと。
二つ目は日本企業のM&Aの増加で当然買収資金調達も必要であること。

LBOの中でも特にメザニン・ファイナンスと呼ばれる劣後ローンや優先株等が注目されています。
これが中小企業金融円滑化法の出口戦略として、日本の投資家が長年頭を抱えてきたミドルリスク・ミドルリターン市場の活性化の起爆剤として機能するのでは?と注目を集めているのです。

ここまで読むと、「じゃあいっぱいLBOファイナンスを活用しようか!」ってなりますよね?

しかし、このLBOファイナンス、実はシニアローン、メザニンローン、劣後社債、優先株式とその形態が様々あり、現実にはそれらが組み合わさっていることもしばしばあります。また複数の利害関係者がそれぞれの目的を持って同一案件に関わるため、利害関係が非常に複雑なのです。

そこで、当社ではその謎、分かりにくい箇所を解説するセミナーを企画しました。

LBOファイナンスによる資金調達~基本的な考え方、ケーススタディ、事業承継への応用事例まで~
3月13日(水)午前9時30分~12時30分
講師:島 千洋先生、児井太郎先生
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250470om.html

お二人とも日本政策投資銀行で企業ファイナンスグループに所属するこの問題の精鋭です!

企業買収の資金や事業継承などにお悩みのみなさん!ぜひご参加ください!

2013年3月4日月曜日

ビックデータとips

みなさん、おはようございます!
本日は先週当社のfacebook pageで特に反応が良かった記事2本を紹介したいと思います!

まずはビックデータの活用範囲に関するものから▼▼▼

【ビッグデータの活用範囲】
各国政府がICT戦略に組み入れ、日本でも政財官問わず、活用の幅が広がりを見せているビッグデータ。
膨大なデータの中には、未来の予測や予報を行うベースとなるものもあるようです。
民間気象会社 ウェザーニューズ社では、気象庁も持たないビッグデータを活用し、予報をぴたりとあてることもあるとか。
2月6日の天気(前日5日に大雪が予想された日です)などは、予報の難しい降雪の有無・状況をぴたりとあてました。(週刊ダイヤモンドに詳細が掲載されています。 http://diamond.jp/articles/-/32435
このようにビッグデータは気象のほか、流行や消費、インフラ状況の予測など様々な分野で応用研究が行われています。
検索サイトのターゲティング広告などは、ビッグデータを最も活用している例のひとつですね。
(あるワードを検索窓に打ち込んだ後、様々なサイトで自分の打ち込んだワードに類似する広告を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか)
ビジネスでも、使いどころが多いビッグデータ。
しかし、プライバシー・個人情報といった分野での問題点も多く指摘されます。
どのような情報をどれくらいの期間、収集・保有してもよいのか。
隣接した法律やネット上の事案などを検討する必要があります。
ビジネス上の様々な疑問をお持ちの皆様に!
当社では、リスクマネジメントをはじめ様々な分野のセミナーを開催しています。
ぜひ、貴社の実務へのご活用を検討ください。
詳細は以下ウェブサイトから
http://www.kinyu.co.jp/fb001campaign/


続いてもう一つの人気記事、ips細胞関連のものをどうぞ!▼▼▼
【再生医療市場、7倍に】
経済産業省は22日、iPS細胞など人の細胞を使う再生医療を新法などで推進すれば、再生医療の国内市場が2020年に12年比7.3倍の1900億円に拡大するとの試算をまとめました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS21030_S3A220C1MM0000/?dg=1 日経新聞)
医療の世界は日進月歩ですね!
iPS細胞を使った再生医療が広がりはじめれば、2020年以降も市場が拡大していくのだとか。
2050年には3.8兆円になるのだそうです。
がんをはじめ難病治療の可能性が広がることは喜ばしいですね。
iPS細胞は、適切な一般利用を促すためにiPSアカデミアジャパン株式会社という京都大学と民間企業が連携した事業会社が管理しているのだとか。
一般に広く利用される未来を期待したいですね。
遠いようで近い未来。
少なくとも、2020年の未来を予想するのは、ビジネスにおいても重要になってくるはずです。


いやあ、再生医療の話は気になりますよね?
欠けた歯の再生という日常生活に密接なものから臓器の再生までその範囲も広く、先行きが気になるところです。

どうでしょう?当社のfacebook pageではブログとは違った情報を発信しています。
気になる方はぜひこちらへどうぞ!!http://www.facebook.com/keichoken

2013年3月1日金曜日

本屋さん

ビジネスマンの方の多くは自身の能力アップのためだったり、資格試験のためだったり、一般教養のためなど様々な理由から日ごろから本を持ち歩いている方も多いと思いますが、
みなさんは本をどこで買われていますか?

書店でしょうか?アマゾンなどのネットページからでしょうか?

日本では最近カフェ一体型のものや座り心地のよいふかふかのイスで呼んで気にいってから買うというような先進的なサービスが人気を博してしていますね。
活字離れが進んでいる上に最近ではKINDLEやiPadなどの端末で読める電子書籍も登場し、話題を呼んでいることに危機感を感じた書店側の努力だと言われています。
(個人的には電子媒体で呼んでも内容が頭に入ってこないので活字のものの方が好きなのですが、みなさんはどうでしょうか?)

みなさんはどういう書店だと行ってみたくなりますか?

探している本が必ず見つかるような、品ぞろえが良いことはもちろん条件の一つだと思いますが、外観や内装はどうでしょうか?
特に建築やデザインが好きな方はそこも重要ポイントではないのかな?と思っていますが・・・



残念ながらこれは日本の本屋さんではないのですが、

ポルトガルにあるLivraria Lelloという本屋さんです。








まるで映画『ハリーポッター』に出てくるホグワーツ城の図書館みたいです。



続いてはこちら。
 アルゼンチンのブエノスアイレスにある
El Ateneo Grand Splendidという本屋さん。


もともと劇場だった施設をそのまま使っているそうです。

圧巻の眺めでしょうね・・・なんだか中にいるだけで頭がよくなりそうです・・・・


もともとステージだったところはカフェとして利用できるようになっているとのことです。





元々の建物を生かした本屋さんは他にもあります。

これはオランダにある聖ドミニコ教会を利用して造られた本屋さん。
(日本的に言うと、神社やお寺を利用して本屋さんを造りました。 という感じになるんでしょうか?)





ゴシック様式のつくりがすごくきれいですね。

他にもロンドンでは18世紀に造られた本屋さんがまだ営業していたり、カフェレストランと一体になっている本屋さんがあったりと、世界に目を向けてみると面白い本屋さんがほんとにたくさんあります。

歴史的なものだけでなく、本屋は室内という常識を打ち破ったテラス式の本屋さんだってあります。
植物が本屋さん内に生い茂っているものだってあります。

どうでしょう?みなさんが持っている本屋さんのイメージが少しは揺らいだでしょうか?
こんなユニークな本屋さんが増えると、本屋さんに通いたくもなるのではないでしょうか?

品ぞろえが良いという機能性も大事ですが、見た目も大事ですね!
春の旅行やゴールデンウェークのお出かけ先はお決まりですか?
出かけ先のユニークそうなお店に入ってみるのも面白いと思いますよ!

電子書籍やIT化ばかりが叫ばれ、最近では小学校でのタブレット仕様が注目されるなどしていますが、古き良き文化である書籍にも頑張ってほしいですね。
日本にももっとユニークな本屋さんが多くなり、本と触れ合う機会が多くなればなと思います。

みなさんも今週土日は最近話題の本屋カフェに行って本を読みながらリラックスしてみませんか?
もしかしたら人生を変える一冊に出会えるかもしれませんよ。



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