6月25日、米携帯電話3位スプリント・ネクステル の株主は、ソフトバンクによる216億ドル(約2兆1100億円)の買収提案を承認しました。
今回の株主決定により、8カ月に及ぶ買収劇は幕を下ろすこととなりました。
まだまだ、記憶に新しいソフトバンクによるスプリント買収劇。
海外携帯通信事業者を買収するということは、もちろん、ソフトバンク側がそれに伴って、1兆円を超すつなぎ融資を金融機関から得たことは衝撃的でしたね。
のちに、1兆円超の社債発行を行い、買収に伴う費用をカバーすると発表したことでも、世間は驚きました。
ソフトバンク社が、スプリントの買収を発表したのは、昨年の10月にまでさかのぼります。
まだ、政権交代前で、いわゆるアベノミクスの風が吹く前のことでした。
スプリントが上場されていたニューヨーク証券取引所(NYSE)
スプリントの買収については、その成否にさまざまな意見が飛び交っていますが、ソフトバンクが先を読んで、積極的に事業計画を検討していたことは間違いありません。
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