石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーは19日、細胞や組織を再生させる再生医療分野向けに、細胞が体外で増殖するために必要な栄養分となる「培地」の国内販売を開始したと発表しました。
(http://www.sankeibiz.jp/business/news/140620/bsc1406200500004-n1.htm SankeiBiz)
バイオ・イノベーション分野の動きが活発です。
「バイオ・イノベーション」、特にいわゆる再生医療の分野では我が国の技術進歩が目覚ましく、すでにiPS細胞を利用する再生技術の一部については臨床研究が開始されています。
これまでバイオ・イノベーションをめぐっては、知的財産権保護や倫理上の問題が中心とされてきました。しかし、幅広い応用が期待され、社会へのインパクトも大きなバイオ・イノベーションの未来を考えたとき、さまざまな制度をめぐるさまざまな法的課題が想定されます。
バイオ分野と密接な関係を持つ知的財産権や国際的な知的財産を守るための戦略などについての知識は当該分野に携わる方々にとっては必須のものです。
また、ライフ・サイエンス市場での事業展開について、医薬品医療機器法など、関連処方についての理解も必要です。
また、ファイナンスの活用についても学ぶ必要があります。
公的保険との関係についても重要です。
再生医療と公的保険の現状やあり方、保険外診療での消費者保護と契約のあり方なども重要な項目です。
混合診療が実施された場合の可能性とインパクトにも理解が必要となります。
国内での薬品・機器の承認のほか、国際市場での承認や競争への戦略も考えなければなりません。
当社では、再生医療ビジネスにかかわる皆様のためのセミナーを開催いたします。
詳細は下記から、ご覧ください。
「バイオ・イノベーション」
再生医療ビジネスの法務
平成26年9月3日(水)午後1時30分~午後4時30分
講師 牧山嘉道氏
北村・牧山法律事務所
弁護士(日本国・ニューヨーク州)・弁理士
講師 北村 大氏
北村・牧山法律事務所 弁護士
http://www.kinyu.co.jp/cgi/seminar/261663om.html
0 件のコメント:
コメントを投稿