今週末は今年初の3連休、2013年の10の3連休のうちの1回目ですね。
来週月曜日がなんの休みかと言えば・・・・成人式。
今年、みなさんの身の回りで成人式を迎える方はいますでしょうか?
成人式を迎える人は元は前の年の成人式の翌日からその年の成人式の日までに成人になる人を祝っていたのですが、早生まれの人への考慮や時代の変化から
現在は年度内に成人になる人を祝うようになりました。
この成人式、敗戦直後の1946年に埼玉県の一自治体が元気がなかった日本の未来を担う青年たちを元気づけようと、励まそうと「青年祭」を開催したのがきっかけで、
その影響を国が受け、1948年の祝日法制定の時に1月15日を「成人の日」と定めたことから始まりました。
2000年からはパッピーマンデー法と呼ばれる祝日法改正によって1月の第二月曜日に行われるようになりました。
最近は、暴れだす若者がニュースで取り上げられたり、成人式での逮捕劇ばかりが取り上げられますが、
この成人式は振袖や紋付き袴など普段は着ない単価の高い着物、着付けや化粧、ヘアメイクが必須になることから着物業界やヘアメイク業界の最大の稼ぎ時と言われています。
成人式付近は美容院や写真屋さんなどの予約が取れづらかったりしていますよね。
中学や高校の同窓会などが行われることも多いですね。
最近の傾向では、同窓会や成人式の出席率を上げるために、地方では成人式をあえてお盆など帰省時期に合わせるところも増えてきましたね。
さて、この成人式、文化人類学や民俗学では通過儀礼と呼ばれるもので、大人になったことの証明なのですが、世界ではどうなのでしょう?
基本的に日本のような盛大な式典は行われていないそうです。
(お隣の韓国では5月の第3月曜日が成人式と定められていますが、日本ほどの規模ではないそうです。)
正確には、盛大な式典が行われていないというよりも・・・・そんな式典がないもしくは平和的な式典が行われていないと言う方が正解かもしれません。
有名な例だとドイツ、メキシコやマサイ族、パプアニューギニアやバヌアツ共和国には通過儀礼があるのですが、
ドイツは14歳の時にキリスト教徒が成人になるための儀式を教会に受けに行くもので、憲法的には成人だと認められる、つまり国民の権利を得られるのは18歳です。
あとの例にあげた4つの国は全て、大人になったことを証明するために体を張らなければいけません。
その方法とは・・・・・足首に木のツルを巻きつけて30mのバンジージャンプ、高い木に逆さづりで13回回される、サバンナに一人で入り、百獣の王ライオンを仕留める、サメを一人で捕まえる・・などなど・・・
日本で成人式を迎えれて良かったですよね・・・・
今年日本で成人式を迎える方、身の回りに成人式を迎える方がいる方、おめでとうございます。
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