ベトナム!
といえばみなさんは何を思い浮かべますか?
フォーでしょうか?バイク王国?
旅行好きの方なら世界文化遺産にも登録されているホイアンの古い町並みや自然遺産に
登録されているハロン湾を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
最近では国名から「社会主義」の表示を消して外資が
進出しやすい環境作りにもやっきです。
表面上だけでなく、インフラや法律面などでももちろん整備を整えてきました。
2007年には正式にWTOに加盟し、様々な分野で外資導入を盛んに行おうとしています。
IMF公表データでは2013年のGDP成長率は5.24%と昨年より微増する見込みですが・・・
なんと小売業の1/3を占める中心都市のホーチミンでの小売業の成長率は年率15%以上!
外国物に抵抗がないのもベトナムの特徴だそうです。
さて、この小売業で先日ベトナム進出を本格化させたい日系企業にとってうれしいニュースがありました。
ベトナム政府が外資小売規制の緩和に乗り出したのです!
新しい決まりでは出店手続きを明確にした500平方メートル未満の小売店舗については出店審査を
免除となりました。
現在、日本のコンビニやショッピングセンターが海外進出に積極的ですが、日経新聞によると
ベトナムの標準的なコンビニの売り場面積は100平方メートル前後なので、これで出店ペースが加速
しそうですね。
(ちなみに日本のコンビニより2~3割小さいそうですよ)
これまでも外資小売の出店自由化はありましたが、2店舗目を出すときにエコノミックニーズテストというベトナム独自の審査を義務化してきたことで事実上の外資規制となっていました。
なので、今回の一定大きさ未満は審査免除というのは諸外国の進出のスピードを加速させそうですね!
ベトナムは世界金融危機を受けても経済が成長し、一人当たりGDPは
1990年と比べると2012年で約3.5倍、
購買力平価でみても2002年と2012年を比べると約2倍以上に増えて市場としての魅力も増しているので
これまで安価な労働力を求めて工業など生産拠点のための進出でしたが
これからは小売業などの進出も本格化しそうです。
そんなベトナムに進出した小売業者のみなさんのためのセミナーを用意しました!
今回はホーチミンの法律事務所に勤めている弁護士の先生を講師としてお招きするので
ベトナムの生の情報も手に入りますよ!
変わるベトナム小売業の外資規制
~今年6月7日施行の多店舗展開に関する新通達を踏まえて~
7月4日(木)午前10時30分~12時00分
講師:中川幹久先生
http://www.kinyu.co.jp/cgi/seminar/251240om.html
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