第2回 英文契約の難解部分“一般条項”の読み方
~英文国際契約に使われる主要12種類の「一般条項」の完全消化~
2017年 5月23日(火) 13:00~16:30
講師 野口幸雄氏
赤坂ビジネスコンサルティング代表、英文契約書翻訳家、
企業国際取引コンサルタント
感想
英文契約については大学の法学部に所属している私にとっても全く馴染みのないものであり
セミナーが始まる前までは「英語で書かれているもの」程度の認識しかできていませんでした。しかし、セミナーが終わった頃には英文契約の特徴・ルールやその背景、法律英語特有の
言い回しなどを理解することができるようになっていました。
具体的には、汎用性の高いterm(期間)やarbitration(仲裁)をはじめとした12種類の一般条項や
契約を意味するAgreementは必ず大文字で始めるなどの実務的な内容、そして大陸法と英米法の
違いという英文契約のバックグラウンドも学ぶことができました。
特に印象的だったのは英語ができることと法律英語ができることは全く違うという点です。英文契約書を普通の辞書や英文法の知識で翻訳をしようとしても、長い歴史の中で醸成された慣行や言い回しを知らないと歯が立ちません。
このように、英文契約の全体像を学ぶことができ、非常に有意義なセミナーだったと感じています。
法学部4年インターン
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