多くの国がニューヨーク条約(外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約)を批准していること、裁判所の判決よりも仲裁判断に基づいた執行の方が容易なこと、裁判の場合は裁判官が該当分野の専門家でない可能性が高いが、仲裁の場合は該当分野に精通した法律家が判断してくれることなどがその広く使われるようになった理由です。
取引契約書に仲裁事項が載ることも珍しくなくなりました。
また日本が仲裁地として選ばれることは少なく、アジアだとシンガポールや香港がメインですね。
両国ともアジアの仲裁の中心を目指してそれぞれシンガポール国際仲裁機関、香港国際仲裁機関があることでも有名です。
ますます使うことが多くなるこの国際仲裁ですが、その基礎知識や実務の留意点をちきんと理解しているのはまだ少数というのが現状です。
そこで当社では国際仲裁に関する基礎知識と具体的な事例、役にやつツールの紹介をするセミナーを企画しました。
みなさんどうぞご参加ください。
11月8日 13:30~16:30 講師:川端雄太郎先生
国際仲裁の基礎知識と実務 ~概要から実務上の留意点まで~
1.国際仲裁に関する基礎知識
(1)紛争解決手段として国際仲裁を選択する理由
(外国判決の承認・執行の問題点)
(2)仲裁条項をドラフトする際の注意点
(3)仲裁地の意義
(4)外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約(ニューヨーク
条約)の意義
(5)機関仲裁とアドホック(Adhoc)仲裁の相違点
(6)一般的な国際仲裁手続の概要
(7)仲裁手続の非公開と秘密保持義務
2.具体的事例など、役に立つツールの紹介
(1)国際法曹協会(IBA)が公表しているドラフティング・
ガイドラインや証拠収集に関する規則の紹介
(2)School of International Arbitration at Queen Maryが公表
している国際仲裁に関するサーベイの紹介
(3)中国(PRC)、台湾、マレーシア、ベトナム、インドなどの
地域を国際仲裁の仲裁地とする場合の特徴や仲裁判断の
承認及び執行に関する留意点
(4)最近の具体的事例などの簡単な紹介
(1)紛争解決手段として国際仲裁を選択する理由
(外国判決の承認・執行の問題点)
(2)仲裁条項をドラフトする際の注意点
(3)仲裁地の意義
(4)外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約(ニューヨーク
条約)の意義
(5)機関仲裁とアドホック(Adhoc)仲裁の相違点
(6)一般的な国際仲裁手続の概要
(7)仲裁手続の非公開と秘密保持義務
2.具体的事例など、役に立つツールの紹介
(1)国際法曹協会(IBA)が公表しているドラフティング・
ガイドラインや証拠収集に関する規則の紹介
(2)School of International Arbitration at Queen Maryが公表
している国際仲裁に関するサーベイの紹介
(3)中国(PRC)、台湾、マレーシア、ベトナム、インドなどの
地域を国際仲裁の仲裁地とする場合の特徴や仲裁判断の
承認及び執行に関する留意点
(4)最近の具体的事例などの簡単な紹介
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